【人】 【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオン[シオンはグループに戻り分担を割り振った。全員が慣れているなら私が舵を取らなくても良さそうだったが、佐藤しおり以外にはパッと見慣れているメンバーがおらず、煮る作業に向いてる人がともすれば私のみの可能性があった。いた仕方ないと言えよう。 煮る作業は苦手だと言うので私が引き受けようと思う。 アク取りが上手くいかないと味が苦くなりかねない 残念ながらこれまでの様子から不慣れそうな雨宮健斗は切る作業には向かなそうだ。ご飯の炊き方を伝えて、ご飯をよそってもらうのはどうだろうか?多少ご飯が多かろうがそれはそれで味があるだろう 矢川誠壱には雨宮健斗についていてもらおうと思う。雨宮健斗が危なかっしい時によく見ている。友人なのだろう。ならば私より雨宮健斗の性格や行動パターンも把握している可能性があった。2人がどれくらい食べるのかも私は知らない。当人達に盛り付けてもらうのはいい考えだと思った。 カレーの汁と違ってご飯をこぼしたところでご飯は多めにあるのだ。なんとかなるだろう。いざとなればウェットティッシュもあるのだ。 玄森ユウリは肉を切る作業はこなせるだろうか?難しいようならばサラダの用意を頼むのがいいかもしれない。特に尖ったものを使わずに手でレタスは千切れるから、ケガをする心配もないだろう 煮る作業以外ができるなら佐藤しおりにはお肉を一口サイズに切ってもらおうと思う。彼女は自信が無さそうであったが、私は彼女に言った 「とんでもない。黙っていたのを責める気なんてないよ。むしろよく言ってくれたね! 君の力は私達のグループのカレー作りに必要不可欠なものだよ!」 [日下部汐里の件で気合いが入っていたシオンは佐藤しおりに対する話し方にもつい熱が入っていた。本心からの発言だったが佐藤しおりをびっくりさせてはいなかっただろうか?] (167) 2020/11/24(Tue) 21:13:26 |