人狼物語 三日月国

224 【R18G】海辺のフチラータ2【身内】


【人】 Chiavica テオドロ

>>152 ニコロ

「書類仕事に関しては最も期待してません。
 寧ろ振ってもらえると思いあがらないでください」

自分だけじゃないにしろ、誰が手伝ってると思ってるんですか。そんな意図が呆れたような声に滲む。

「割り振りも仕事のうちの一つですから、
 決して怠らないようにはしますがね。

 大抵は俺がやってしまった方が早いので……
 ……ああでも、人と接するような仕事は任せますよ。どう考えても俺には向いていないものなので」

社交性に溢れている性分でないのは明らかなので、
それは大義名分として扱える。数少ない隙ではあった。

「へえ。あんたに実現不可能なことを遠慮して言っておらず、真の形態を隠し持っているとしても?」

一度向くのは、冗談とも本気ともとりづらい薄い笑み。
それはすぐ解かれて、いつもの嫌味のある笑顔に変わるが。

「なんて。こういうのはガチで困らせないから、
 愛嬌がある程度に留まるんでしょう。
 俺は、あんたより手のかからない男なんでね」

#商店街
(168) backador 2023/09/11(Mon) 9:23:16