人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 ユスターシュ

 

 あ、でもそうだ。俺も手紙届ける時
 側についていかせて欲しい。そこは頼む。
 娘の手がかりを聞きたいからな。

 ま、その時は見えないだろうから
 いないものとして扱ってくれていいけどな。
 行くのはお前さんの都合いい日でいい。
 行ける時に、こっちに顔出してくれよ
 その時までには手紙を用意しておくからさ


[霧の夜が次、いつになるか分からない。
 なるべく早く、娘の無事を確認したい。
 そんな焦燥感は消えている訳じゃなかった。]



 指輪は好きな時に取りにくればいいさ
 マスターに置いておくよう頼んでおくよ。
 その時多分、俺はもういないだろうからな。



[そう言って、笑った。]
 
(168) もやむ 2022/05/29(Sun) 21:07:26