
![]() | 【人】 味覚喪失 ラグナ[故に神の宮に揃う面々は誰が誰かは把握している。 相手側はどうかはわからないが、顔を合わせる事があれば都度名前を呼んでみせた。 ともあれ会話にまで至ったかは定かではない。 来て始めの頃は配給時刻の通りに訪れていた食堂からは足が遠退き、倉庫の書棚前で本を物色するか、個室に短期間持ち帰り眺め耽るかするばかりの自分と、遭遇できる機会はそれ程多くも無いだろうので。 稀に、昼夜のどこかで花咲く中庭に踏み入る事もあれども。**] (172) 2024/08/25(Sun) 13:42:16 |