【人】 月桂樹の下で ニコロ>>168 テオドロ 「流石テオ、分かってんなぁ。」 そんな言い様でもケラケラと笑う。 振られないなら一安心だ、と零して。 「例えどんなもんを抱えてたとしても 俺にとってお前はかわいい弟以外の何者でもないんだよ。 アリーチェもそうだけどな。」 親愛の情を滲ませて、男はそう言い切る。 貴方たちは大事な家族同然であるのだから 迷惑などとは思いはしない。 「その調子で頼むぜ。 手が掛かるのは俺の十八番だからな。」 そんな風な軽口も、最早聞き慣れたかもしれない。 #街中 (173) ぴんじぃ 2023/09/11(Mon) 11:38:59 |