人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 客 葉月

(……それでも、いいんだ。
ただ、気持ちを伝えられるだけで。

俺は貴方に救われた、そう伝えられるだけで)

[そう、思っていた。
──その言葉を聞くまでは>>165]

……っあ、

[声が漏れてしまった。慌てて口を抑えるけれど、もう遅い。

開けたドアを閉めることも忘れて、俺は咄嗟に店とは真反対の方へ走り出していた。

空いてしまった心臓の穴から、どくどくと血が流れている。
痛い。いたい。イタイ]
(174) 2023/03/07(Tue) 20:03:15