人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 客 葉月

(──瑛斗は、友達だ。
あいつはなにも悪くない。悪いことなんかしてない。
あいつはきっと、俺の気持ちにも気付いてたから。
サポートしてくれてたんだ、それで、)

[走っている最中、もしかしたら誰かとすれ違っていたかもしれない。
けれど俺は気付く余裕もなかった。

立ち止まる。ここはどこだろう?
耳鳴りがうるさい。頭が痛い。

──消えたと思っていた汚いものが、いっぺんに噴き出してきた。そんな気持ちだった]
(175) 2023/03/07(Tue) 20:03:47