[思い出すのを拒否した脳は、何故か大気圏を遥か越えて小宇宙に至り「アソパソマソ！新しい顔よ！」とバタオさんが叫んでいる。
そう、これは！わたしの得意技！

その名も]

…はっ！！！

[ぼうっとしてしまったけれども、ミツコママが運んでくれた料理の前で我を失うなんて失礼では？]

ドーナツに〜ホットドッグ！
皆のも美味しそうだけれども、やっぱりこの芸術的な穴は作り手の技量を感じるわ〜…そうだ、どうせならばドーナツ穴あけマシンとかイケてないかなぁ？

[さっくりした焼きたてパンに挟まったソーセージは、焼き加減が最高だから肉汁がじゅわっと染み出して美味しい。
そこにカスタードクリームと甘酸っぱい苺の酸味がきいたドーナツを頬張れば、甘いとしょっぱいの味の二重奏よね、無限ループの完成だわ。
わたしにも作れるかしら？
わたしの料理の腕は……1点だ]