人狼物語 三日月国

129 【身内】狂花監獄BarreNwort2【R18G】


【人】 憐憫聖贖 ナフ

>>+79 テンガン

あっちふらふら、こっちふらふら。
己の身を護るための警戒心など持たないコレは、或る者には"物足りない"と言わしめた代物。

だけど人によってはその不用心は大いにそそるものだったかも……しれないね?
そのように振舞っているのだから。


それでもそう、君が撃ったのが例えばコレの真後ろとかでなく、廊下の物陰かどこかからであったなら。
その発砲音と同時に、腰の鎖が障壁を形作る。

――キィン!


伊達に治安の悪い区域を担当していない。反射神経はそれなりだ。
振り向き確認するタイムラグを嫌ったから、君を見るのは高く硬質な音が鳴った後。

ゆっくり振り返り、血の色の濃い瞳を愉し気に細めながら。

「独創性、4点。 監獄で逃亡なんてありきたりだけど、まあオレは嫌いじゃないよ。
 エンターテイメント性 8点。 これはペイント弾の後処理をするレヴァティの愉快さも込みかな。
 構成、演出、9点。 ロベリアに感謝するといい。」

のんびりとした口調で、指折り数えながら、一度金属をもとの鎖に戻して漂わせる。

「テンガン先生の次回作にご期待ください?」

次に君が何をするかと、待ち構えている。
(181) shingetsusou 2022/02/26(Sat) 3:22:20