【人】 軍医 ルーク[ 目の前が真っ白になる。 格納庫に明かりが灯り、 暗闇にいた目が明るさに慣れずにいるうちに、 格納庫の扉が開き、なだれ込んできた兵士たちが、 見る間に自分たちを取り囲んだ。 銃口が突きつけられる。 彼女に、そして自分に。] 『泳がせておいて正解だった。 案内ご苦労、 “良い警官と悪い警官”というのは、 古臭い手だが悪くない、 君はいい仕事をしてくれた』 [ 上司はそう言って、青い光を放つ通信機に指を伸ばした。]* (183) 2020/05/23(Sat) 10:40:03 |