人狼物語 三日月国

132 【身内RP】穏健なる提案【R18G】


【人】 演劇 アクタ

>>188 ツルギ

「絶対やだね。
 開けてやるにしても、お前に向ける。」

君の隣からさっさと立ち上がれば
車内に転がるペットボトルをひとつ手に取って、ほら、と君の額に押し付けた。
二酸化炭素をふんだんに含んでいて、ボトルはぱんぱんに膨らんでいる。

───取りに戻った時、しれっと何度か振り足した。


「ほォら、お前が爆走したんだから
 お前がちゃんと開けて飲めよ。
 ……そんで落ち着いたら、帰ろうぜ。今度は安全運転で。」

そろそろ、夜も明ける頃だろうか。
箱庭の海の向こう側──薄らと闇が溶け始めていた。
(190) 2022/02/23(Wed) 0:21:46