【人】 灰原 詩桜─ホテル・足湯─ ええ、勿論。どうぞー? [頭の中を一万に登りそうな通知が頭を占めようとしたけど それは他の人の訪れで掻き消えた。>>186 パンツルックで現れた綺麗な女の人。 ちら、と辺りを確認したけれども この人も連れの人はいないみたいだ。 お風呂でもないのだから、 誰かと一緒に来てもおかしく無いのに。] 良いホテルですよねぇ…。 いろいろ揃ってて、楽しめて。 お姉さんは、何をしにこちらに? [勿論、足湯の話じゃ無い。 一人で泊まりに来たのか、 それともたまたま今一人なだけか。 ゆらりと足湯の中で足を揺らめかせると お湯が少しだけ波打った。 体が温まって、自然と頬が染まっていく。 はたはた、手で顔を扇いで風を送った。]* (191) 2020/07/24(Fri) 12:59:03 |