人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 ユスターシュ

 ***

[辿り着いた当時、この少年は既にここにいた。>>162
 彼はその姿を見た時、一瞬。ほんの一瞬目を見開いて
 すぐ落ち込んだ。]



 ……はっ、背丈だけでこれかよ



[そう自嘲するように呟いた。
 まだ少年と言える年の彼が死亡している。
 その事に何かを言った事はない。

 ただ、少しだけ似た年頃の彼女を思って苦い気持ちがうまれる。それは表には出さない。



 そんな男にも出来た少年はわざわざブイヤベースなんて手が込んでるであろう料理をくれた。
 それが酷く嬉しくて、胸がつまったのをよく覚えている。]
 
(194) もやむ 2022/05/21(Sat) 14:03:29