[ 御簾を上げ問いかける
雷鳴の如き楽の音が薄れ、雨音と成る
前には笛の音を風音と聴いたか
いや、あれはさらに一つ前だったか
示す手に、成る。とひとつ頷き返し ]
三味線に、撥
そして雨乞いではなく怒号、と
──成る程、八つ当たりの類か
[ 雷鳴が奏でられ、余韻を残し消える
確かに。音一つで不平を伝えられる分
狂ったように笛を吹くよりよほど効率が良い
淀みなく不平不満を述べる様を
>>150>>151 それごと音の一つと受け止め、流し ]
(195) pearlkun 2021/06/16(Wed) 23:22:54