人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 ユスターシュ

 

 あ? あの子程“いい女”はいないぜ?
 気立てが良くて健気でなぁ
 決して裕福と言える環境は与えられなかったのに、泣き言一つ言わず俺についてきてくれたんだ。

 ……こんな、どうしようもない男にさ



[遠くを見つめて酒をまた飲みこんだ。
 悪い、とその話はそこで締めくくった。]

 
(197) 2022/05/21(Sat) 14:04:41