【人】 踊り子 マチ─ 街中にて ─ [昼と夜をつなぐ夕頃に広場の舞台で舞う。まだ少し時間があったので、ふらふらと祭典の雰囲気を楽しむことにした。 イヤリングが揺れてきらきらと輝く。 私には恋というものがまだ分からなかった。 心を奪われたという経験は1度だけあって、それはシンディさんという美しい舞踏家の女性だった。私は彼女をとても慕ったていたし、その時は恋だと思っていた。それは昔の話。 そう言えば「星の飾り」なんてジンクスがあるのを思い出した。*] (197) 2020/05/14(Thu) 21:30:05 |