【人】 巫凪 桜花―農園・メディウムと― [こちらの突き放す態度に、彼女が戸惑う気配。当然だ。 彼女の途切れ途切れの言葉に、無言で耳を傾けはする>>193 彼女が雷恩と同じ空間にいない折、ひとり根差す彼の傍で、 陽を浴びることは今もある。 言葉を多くかわさずとも、AIのようにレコードを共有することはなくとも、自ずと知れてしまうこと。 彼に何かが、起きつつあって。 それはおそらく、眼前の彼女と] 君に謝られることは、何もない。 [どちらがといえば、不躾な態度を詫びるべきはこちらだと、 自覚はある。 柔らかにとはいかずとも、穏やかに響くよう声を落として] 雷恩と俺は、別の個体だから。 君が仲間を害さない限り、干渉する気はないよ。 (200) 2023/11/22(Wed) 0:59:54 |