人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 マシロ

 


  けいちゃん、ごめん。
  あの日勝手に傷付いたのは私で、距離置いたのも私。
  まずそれを謝らなきゃいけないこと、
  整理するのにも随分時間かかっちゃった。


[ 四月に差し掛かる直前となれば、夜も随分暖かい。
  白いリボンが風に揺れ、
  一緒にクッキーを作った時のように真面目な声音で
  背筋を伸ばし、私は言葉を紡ぎ続ける。 ]


  栗栖くんに関しては、私から言うことはないよ。
  それとこれとは前提も何もかも全く別の話。


[ 前置きもひとつ、加えて。 ]

 
(204) 2023/03/16(Thu) 11:34:53