【人】 どこにでも居る ルヘナ>>200 ヘイズ 「…………。 ………………………。」 ルヘナは、君へ穏やかな笑みを向ける。 それから余裕たっぷりに頷く。 「ヘイズ、君、 良い性格だ………。 」内心焦っていた──………。 「ルヘナが悪かったさ。 明日からも紅茶で頼む。 それは君への贈り物だ。………、」 ルヘナは友愛を、<どうでもいい>と形容したかった。 素敵だと言う君へ、瞳を細める。 「ああ、君は………そう言ってくれるのか。 そうか、そうだな………。 ……覚えておいてくれ、ルヘナは感情に戸惑う、とな。」 そうして紅茶を一気に飲み干せば 君へカップを向け、おかわりを催促するだろう。 (207) 2021/04/22(Thu) 16:57:42 |