【人】 機関士長 ラサルハグ[ラサルハグその時、しんがりを努めていた。 間一髪滑り込もうとしたが、運悪くデブリが飛んできた。 電磁銃で打ち返したときはもう、ほぼ開閉部は締まりかけており、 あ、これは、もう、終わった…と、思った。 その時、] (次帰ってきたら、ひさびさに飲もうや) [なんでそんなヒロミの声を思い出したのか。 でも、そんな些細なことが、その星に取り残されるという事態回避させる。 いや、本当は一旦離れ、その星で助けを待つ、というのが正解だったかもしれない。 でも、早く帰らなくちゃ、と漠然と思ったのだ。 ともすると、身体が真っ二つに裂けて死んでいた可能性もあるのに、 俺は船の帰還口をめがけて、飛び込んだ] (218) 2022/07/10(Sun) 17:23:42 |