【人】 専門学生 結城 しろはありがと。 今日、オスカーさんと話せて良かった。 [自信はないけれど、褒めて貰えるのは素直に嬉しい。 短い会話の中でも、 きっとその言葉に嘘はないのだろうと 感じられたからなおのこと。 表情を和らげ―――続いた言葉には 変に動揺してしまったけれど。 それでも自信満々に応じるオスカーに 微笑ましくなってしまいながら 仕事に戻ろうと伸びをする彼を見上げる。] ふふふ。地獄の釜って。 あたしが清涼剤になってたらいいんだけど。 [差し伸べてくれる彼の手と顔を交互に見た後。 目を細め、その手をそっと取って立ち上がる。] (221) 2022/07/28(Thu) 21:47:42 |