
![]() | 【人】 視覚喪失 エレノアー 昼・食堂から中庭へ ー [ベリニの腕を頼りながら、ゆっくりと歩く。 まだそう歩かないうちに、聞き慣れた声が聞こえた。今日は初めてだ。>>203] 『やあ、バレンティンかな?おはよう。 オニアザミというのはよく分からないが…危険な植物なのかい? 気に留めておくよ、ありがとう。』 [聞いたことがあるような、無いような。 そもそも植物に関心を持って生きてきたわけではないため、それがどのような植物なのか、はっきりと理解はしないまま。 それでも駆除されるくらいなのだから、危険な植物なのだろうと納得して。] 『それにしても珍しいね。神の宮で危険な植物が根付くなんて。』 [続けた言葉は誰に向けるでもない独り言だ。]* (228) 2024/08/25(Sun) 21:36:32 |