人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 ヴィム


 [ 独り言と共に指先を石像へと向けて。
   ついた汚れを丁寧に魔法で落としていく。

   これが、青年の日課であった。

   酒場の誰かには、ここまでなら
   話すこともあっただろう。
   裏を返せば、話していたのはここまでだ。


   日課を終えれば、青年はその銅像の前から姿を消し
   仲間達の待つW酒場Wへとその脚を向かわせる。]

(231) 西 2022/05/21(Sat) 19:43:05