人狼物語 三日月国

5 光と闇の幻影月蝕〜Phantom lunar eclipse〜


【人】 まつろわぬ白の神子 マシロ

[油断していた>>224]

 ……!

[背後から飛んできたミルフィーユの声と、炎の矢。
咄嗟に火矢を払い、或いは避けて防戦するけれど。
……最後の炎が、前方に差し出していた
わたしの右手を灼いた。]

 …………。

[痛みはないし、運良くセーターには
燃え移らなかった。
せっかく彼女が選んでくれたものだもの、
こんなところで失ってしまうのは寂しい。

掌を見れば、赤黒く爛れた皮膚に
引き攣ったような火傷が幾筋も走っていた。
…これでは、右手は使えないな。
おまけに完全に治るには暫くかかりそう。]
(231) 2018/12/12(Wed) 15:16:42