人狼物語 三日月国

124 【身内P村】二十四節気の灯守り【R15RP村】


【人】 灯守り 小満

――In past――

[その子が訪れてきたのは、いつのことだったか。
 小満の人生のうちに照らせば、ほんの少し前のことだ。
 ふわりと冬の気配を纏う女性が、小満域にやってきた。
 住民が『もう会ったかい』などと噂する彼女は、聞けば流れ者をやっているのだと言う。
 それはそれはと興味は募り、いそいそ様子を見に行った。

 彼女がこちらを知らずとも、周囲の住人が小満さまと呼ばうので、蛍も連れずに単身だったが自己紹介はいらなかったろう。
 しげしげと頭のてっぺんからつま先まで彼女に視線を巡らせて――]
(233) mmsk 2022/01/17(Mon) 11:07:47