【人】 【人】とっても可愛い 裏生徒会長 シオンー屋上にてー [シオンは考える。自分が今何をしたいのか、彼女とどうなりたいのか。そのありようを考える。大丈夫、全部を伝えて、それから考えよう。例え結果がどうなろうとも。彼女はきっと聞いて考えてくれる人だから。 シオンは2人きりのダンスを終えてからぽつぽつと話し始める] 近藤絵理香2年…私は… 君の事が好き …なのだと思う。思うが…それが恋なのか、友人としてなのかと問われると私自身よく分からない。林間学校に来て、グループメンバーと交流して、私はメンバー達との間にも好意のようなものを感じていたんだ。ただその好きと、近藤絵理香2年に対する好きは違うものだった。 特別なのだとは思う。ただ、君と性的欲求があるだとか、そういうわけではなくて… [多少あけすけではあるが分かりやすいのでシオンは時にストレートな表現も使った] 笑わないで欲しいんだが…雨宮健斗と、君が一緒に行動すると聞いて…私は…… 取られちゃうって…そう…思って… [シオン自身よく分からない感情であった。上手く伝わっていただろうか?言葉にしようとはしたが、あまりハキハキした口調ではなく歯切れも悪かったからよく聞こえなかったかもしれない] (235) 雨宮蛍 2020/11/28(Sat) 20:05:10 |