【人】 生物学者 アマノ────ああ。皆で帰るぞ。 俺はきっとそうなる、出来ると信じている。 先に眠った皆も……ゾズマやダビーもきっとそう思っている。 ["助けを求めてくれた"彼女への対話の準備 >>192 なんて、俺はサダルじゃないから解らない。 彼女を良く知るだろう2人の名前をあえて出すことくらいしか、俺には出来なくて。] だから、今ここで倒れるような真似していたら駄目だろう。馬鹿。 ちゃんと食え。ちゃんと寝ろ。 その労働時間は、明らか服務規程違反だ。 [バーナードに対する"馬鹿"はそこそこ威力があるだからそれはもう重宝して活用していたのだけど、果たしてスピカには届くのかどうか。 この状態で"ハヤシライス食うか"も"塩パン食うか"も違うよな、と、脳内で"告げるべき言葉"を次々挙げては却下し続けている俺は、相当に戸惑っていたし、でも結局、告げる言葉はそのくらいしか見当たらなくて。] 落ち着いたら食べてくれると嬉しい。 スピカがあんまり喜ぶからハヤシライスまた作ったし……あと、パンも焼いたし。 [だから、告げることができたのは、励ましになど欠片にもなっていそうもない、そんな言葉。**] (237) 2022/07/18(Mon) 17:06:42 |