人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 ユスターシュ

 

 そうだな。否定しない。
あったよ。


 いつ死んだって未練なんかなかった
 そんな10年以上前とは違う
 大きな事があった。


[己の話を話したいか、話したくないか
 それで聞かれると後者だ。
 だから酒場のやつらにもろくに話してないのだから。

 だがそれでも、今この場で話さないといけない理由が己にある。]


 それで、人間生者に頼みたい事もある。
 悪いけど、少し聞いてくれるか?

 ……面倒に巻き込まれたくないなら
 この時点で断ってくれていい。


[強制は出来ない。
 断られるのならそれを受け入れるつもりはある。

 いつになく真剣な顔をして
 ノアの目をじっと見た。]*
 
(241) もやむ 2022/05/24(Tue) 20:42:13