人狼物語 三日月国

28 【恋愛RP】星降る宴の必然を【R15】


【人】 騎士団第2分隊隊長 スカーレット・アルジャン

−懐かしい話でも−

[この近くで、金平糖を売っているお店というのは稀だ。
国外から来る民も等しく受け入れる国に、
駄菓子屋が出来たときは本当に強烈だった。
両親に隠れて、学生の頃友人たちとよく行った。

そこには、全く笑わない男の子がいた。
偶に、駄菓子屋を営む祖母と一緒に店にいた小さい子。
ユキムラ、という名前を教えてくれたのは、
通いつめて通いつめてやっとのことだった気がする。]

ねぇ、ユキ?
いつか、あなたが……
笑顔で過ごす時をみてみたいな


[まだ目の前の彼が、
笑みを見せる回数が少なかった頃の話。
それから騎士団に入り、
駄菓子屋へ行くことも出来なくなった。
故に、ユキムラがどういう子になっていたのか、
知らないまま時が過ぎていた。

まさか、こんな不思議な再会になるとは思ってもいなかった*]
(249) 2020/05/18(Mon) 0:17:17