人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 砂の民 スティグ

 
へえ


[少年の話を聞く。
自分の住んでいた辺りではなんとなく流星は幸せの徴、みたいなことは伝えられていたが、そういう言い伝えがあったのか。
それとも、これもまた、ゴーストの彼らが使う魔法のようなものなのか。
しかし…]


星に願いか。
星かあ…


[ちらっと窓の外を見る。
外はただひたすらに暗い。
ただ、来た時濃霧だったのは間違いなかった。

でも実は、星なんて、濃霧だろうが嵐だろうが、いつでも雲の上では輝き流れ落ちているのかもしれない。

そう考えると逆に今度は星への願いなど効果があるのか…?とも考えてしまうが、そう願いながら、自らに自らの願いを明らかにしながら何かをしていくことにはきっと意味があるのだろう。
きっと美味しいの魔法は濃霧の夜だってかかるのだ。]
(252) 2022/05/26(Thu) 23:53:16