【人】 灯守り 冬至―――冬至の地 [ 一年の半分を雪と共に生き 一日の半分以上を夜と共に生きる地 ] [ 決して営みに恵まれているとはいえず 日々の蓄え無くして春は無しとさえ云われる ――それが、冬至域 ] [ そんな中にあって 民達は生きる 冬を耐え 冬を慈しみ 冬を越えて行く。 人里離れた場所に於いても 栄えた地に於いても 隣人と力を合わせる様子が見られる事は珍しくない ] [ 独りでは越えられないものがあると 身をもって識るが故に根付く、知恵と風習 ] (254) 2022/01/17(Mon) 13:41:02 |