【人】 『 大蛇 』 ラサルハグ不器用な『 大蛇 』の言葉は どうやら子どもを困惑させたようだ。>>233 相手がいくら聡明であろうとも子どもは子ども。 その事を忘れてはならないと頭では理解しているが 『 大蛇 』には塩梅というものがよく分からず。 「............いや、いい。気にするな。 面倒な故、怯えさせて村に引き返させようと そう思うていたのだが。 お前に子供騙しは通じないらしいからな。」 悩み首を捻る子どもに『 大蛇 』は観念して 己の魂胆を暴露する。所謂種明かしだ。>>234 子どもの純粋な視野を持ちながら ただの子どもとは違い理解が早いのだから 実に奇妙で、不思議な子どもだと舌を巻く。 趣きを異にせど未知を怖がるというのは お互い様だったのだろうか。>>235 (254) 2021/06/17(Thu) 19:57:08 |