【人】 オリガミ部2年 近藤 絵理香──昼、森で── あ、嫌でしたか? [彼が離れたから、これは嫌だったかと此方の方からも聞いていた。 彼の視線が彷徨う。>>@43 此方としては構わない。自分のラインを探るためでもあるから。 それにハグ、をしないまま進行していた気がするから。 基準にしていたのは、キスとハグ。伝えて損ねていたかもしれないけれども。 ただ、改めて瞼を下ろした。 薄く口を開いて待つのは、なんだか間抜けな気もしたけれども。] ……あの、先輩が嫌ならやめてくださいね。 無理強いはしないつもりです。 先輩の思う相手が別にいたり、これでもわたしセクシャリティについては色々調べたので、いろんな性の有り様も理解はしていますから。 [自分もある種、特殊というかマイノリティなのだと思うし。 そんなことを言いながらも、再び彼の訪れを待つ。 頭の中では、そう。 雨宮とした所までは、止めるつもりも理由も此方にはなかった。]* (255) 2020/11/28(Sat) 22:16:55 |