人狼物語 三日月国

148 霧の夜、惑え酒場のタランテラ


【人】 ウーヴェ


  ─ 押し花 ─


   そうか、坊主に喜ばれて
   俺も、この花も嬉しいぜ


[ 照れたように目を逸らす。
  この魔法にそこまで喜ばれたことは
  少なかったから。
  戦闘では三属性の魔法が重宝されがちだ。
  素敵と褒められることもなかったな。
  だからか、こんなにむず痒い気持ちになるのは。


  押し花のカードの額を眺めれば>>157
  その時のことを思い出し、そして
  こんなにも大切にしてくれたこと
  それだけカイルの優しさを感じたのだ。


  掃除の時は埃のないように綺麗にした。
  勿論誰も見ていないと
  周りをキョロキョロと確認し隙をついての犯行だ。
 (目撃者はいないと俺は思っている) ]


 
(256) 2022/05/21(Sat) 21:00:58