【人】 『 大蛇 』 ラサルハグそして『 大蛇 』は問いを続ける。 間もなく夜も更けるだろう。 己にはソフィアを村へ返す義務がある。 だがその前に。 少女の目的の真意を聞かねばならない。>>112 『 大蛇 』は子どもへ威圧する声色を沈め きっと村の誰もが聞いたことがないであろう 『ラサルハグ』の声色を響かせる。 「それで、お前は私に会ってどうしたい。 何か私に頼み事でもあったのか。」 何も無ければあとは村へと送り返すだけだと 少女が拒まなければ『 大蛇 』はその手で ソフィアの頬へと触れよう。 自身が与えてしまった無意味な恐怖を 削ぎ落とすために。* (256) 2021/06/17(Thu) 20:04:23 |