【人】 教会住みの娘 エヴィ[ そう、伝えました。 その女性の伴奏が、なんの楽器なのかは まだ知りませんでしたので、準備をされる 様子を、目を逸らさずに、じっと見つめて。 それがピアノだと知れば、あまりの感動に 思わずぴょん、と飛び跳ねてしまって、 慌てて恥じて俯いて。 そうして用意ができた女性が見えたなら、 染まる頬でにこりと笑んで頭を下げて。 流れ出す歌は、 大嫌いだった、 聖母マリアを、讃える、歌 (257) yukiyukiyuki 2020/09/23(Wed) 14:36:35 |