【人】 光学迷彩 もも[『わたしは壁。』 そんな壁にも友達はできたの、かな?>>255] よろしくっス。 べつにいっスよ、珍しくもないので。 [クラスの中であってもわたしは壁でしかない。 名簿に名前が載っている優遇された壁だ。 壁の名前も、姿も、覚える必要性は無いだろう。 そんな些細なことなんだ。] [わたしの姿を見ては目を擦る彼女。 きっと半透明にでも見えてるのだろう。 中学生まではものの例えだろうと思っていたが、両親に確認してみると本当にそう見えるとのことだ。 大人になる頃には完全に空気に溶けてしまうのかも。 慌てる彼女を見て、ぼんやりとそう思う。] タピオカ楽しみっスね〜。 [目線を店内に巡らしながら素っ気無く言う。 コミュニケーションの仕方を知らない。 こういう時、同じクラスの女子とどんな話をすればいいのだろう?彼女なら容易いものだとは思うが…。 もちろん、相手をつまらなくさせない様に努力しなければとは思うけど、できれば得意そうな彼女に頼りたい。*] (257) 2020/06/16(Tue) 21:05:23 |