人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 ゲイザー

[3人前のフォーをサーブして落ち着いたところで、そのフォーのオーダー主のひとりたる栗花落をカウンター越しに見遣って――。
 いつも通りのゲイザーの明るい笑顔のまま、話を切り出す。]


 あのさ、ツユリん。
 この前貰ったシュネーバル、どっちも美味しかったです。
 チョコレートのほうも美味しかったし、
 スタンダードのやつも――…うん、好きな味。


[粉砂糖がけの方の感想を告げようとした時、少しだけ言葉に詰まってしまったけれど、なんとか胸中の平静を保つ。
 それを口にした時の記憶>>47>>48が過るも――。
 たとえ栗栖の目の前で泣き出した時程にならずとも、客の目の前で「あんな風に取り乱したり」しない、と店長に告げたことは守ろうと意志した。]
(260) sakanoka 2023/03/10(Fri) 21:09:11