【人】 教育実習生 青柳 慶【唄が、倒れた】 [ その連絡をみたとき、 2人は新しい夏を迎えていた。 一緒の学校で一緒の学部に やっと、慣れてきた頃のこと。 連絡をもらった時は、 まだ授業を受ける前だった。 連絡をくれた唄の父親に電話をかけて、 彼女の容体を確認する ] 唄は…… 『いつ、きてもおかしくないと言われたよ』 あの、俺………… 『君にも、来てほしい。住所は送っておくよ』 ありがとうございます!!! [ 病院の住所をもらった彼は、 今日の授業に関わる全ての教授たちに それぞれメールを入れた。 どうせ、見ないだろうと思って、 同じクラスを取っている友人にも 念のため連絡を入れて、 彼の母親と一緒に病院へ向かった ] (265) 2020/06/19(Fri) 23:09:45 |