お〜…石窯がある。すげえ


[厨房の中にある扉を抜けると、土間に直置きするような感じで石窯が鎮座している。
一階の扉や窓は雪で塞がれているが、石窯は使えるらしい。
屋根に繋がる煙突から煙を出せば、雪も解けてくれる？
ともあれ、換気に問題がなくて安全に使えるのであれば、
やらないという手はない。
自分のピザを作って、焼き待ち行列の最後尾に並べる。
その後で、向こうで作業をする和かほの様子をそっと伺う]


　…───
　

[誰かと話してる様子だけど、手元は安全かな]


　おっ、着信


[尻ポケットに入れたスマホを取り出す。
画面を見ながら、タップを数回繰り返して操作する。
ちなみに電波は途絶えがちだが、Bluetoothはばっちりだ]