[…一先ずに自身が聴覚を失った場合の想定は一度隅に追い遣る。
此方が尋ねた話題に返る言葉。
>>247>>248>*8
それに返す言葉は常と変わらぬもの。]
そうか。
[ただの一言。
けれどやはり、其処から思考をする。
隅に追い遣った想定を再度取り出し、…やはり
自分の様な人間だからこそ
苦労するイメージが付かず。誰も彼に聴覚を譲らないのであれば自分が譲渡すれば良いのでは、と考え至りはしたが。
言い伝える事はできなかった。
一人考え無意識に練ってしまった計画が喉奥を塞ぐ。
故に、長く黙り込む形になってしまったかもしれない。]