【人】 灯守り 雨水[よくよく考えれば自分の能力の融解でどうにか出来たのかな? と思ったけれど……。 溶かせられる範囲に人が入ってないという保証はない。だから、怯えられ、怖がられたのだから。 そう思うと自分ふくめ人に使う気は一切おきないし、そもそも水があればよかっただけだし考えすぎないことにした。 一旦視線は心配顔してくれた立春さんに。 相手が気づいてもくれなくても、ぺこりっと心配のお礼に頭を下げるだろう。 生命までは大丈夫でした。そこまでの大事ににならずに済んでよかった。本当に。 小満さん含め他にも見てた人がいるならぺこり、と。 ……食べ物をつまらせて周りに心配をかけたり見られたり。 というのは流石のぼくでもちょっとはずかしくなって 上着の襟に顔をうずめ、ちょっとだけ頬を染めて俯いた。]** (275) 2022/01/17(Mon) 17:47:08 |