【人】 三年生 堂本 明菜「だーかーらぁ、お前の手伝いはいらねぇから 遊んで来いっていってんだ」 嫌だって言ってんでしょ。 「一緒に遊ぶ友達や彼氏の一人や二人いねぇのかよ。 かぁ〜〜〜っ、もう18だってのに。 なぁ、そう思わねぇか牡丹さん」 ちょっと、牡丹さんに同意求めないでくれる? 別にアタシの勝手ですよねぇ、牡丹さん。 [こんな具合で堂本親子のやり取りに巻き込まれるのも 日常茶飯事だ。 牡丹さんはといえば、いつも明菜の味方ではあったが。] 「まったく誰に似ちまったんだか。 仕方ねぇ、品書きに明菜って追加するしかねぇな」 娘を売るな野菜馬鹿。 あ、いらっしゃいませ―― [声をかけられた方へ向き直れば、 そこには見知った顔があって。>>276] (280) 2021/07/24(Sat) 16:22:46 |