人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 ゲイザー

[栗栖の家の話を真白も知っていた>>205――その上で。
 その人自身の過去の話――母との過去>>206が告げられる。
 それはまさしく、真白がデザートを作れなく、否、作りたくなくなっていた背景。]


 そ、っか。
 そうだったん、だ。


[ぽつりと口から出てきたのは、こんな短い言葉。
 「可哀想」だとかそうでないとかを思うよりも前に、想像もしていなかった事の次第に衝撃を受けたが故。
 それ以上のことは言葉にならなかったまま、ただ、この場で打ち明けられた事実を受け止めて――。
 微笑む真白の前で暫く固まっていたが、ややあってから、ふっと肩の力の抜けた苦笑いを。]
(284) 2023/03/16(Thu) 21:03:42