【人】 1年生 朝霞 純>>279 [工藤さんと一緒に小泉さんへのお手紙を書いて、研究室の皆へとグループLINEを送る。 小泉さんがいなくなってしまってから、何となく使うのが憚られた研究室のグループLINE。 そこに小泉さんからの返信が届くことは、もうない。 胸に切ないものを感じながら、私は文章を打ち込んでいった。 “失礼します。 私と工藤さんで、小泉さんにお手紙を書いて手紙参りというものをしようかと検討しています。 お葬式からまだ一月も経っていませんし、伝えたいことは直接伝えたという人もいるかもしれませんが、小泉さんにお手紙を渡したいという方は書き上がり次第、私に渡してもらえれば、手紙参りに持っていこうと考えています。 ですので、お手紙を渡したいという方は私に連絡をください。 特に期限はありませんが、お焚き上げのタイミングが月末なので、一週間以内にお返事くださると助かります。” そう、送信した。] (287) 2022/09/19(Mon) 9:17:16 |