人狼物語 三日月国

29 【2IDソロル+ペア混合】交換日記【完全RP村】


【人】 高校生 七嵐 春生

―― 『3-L』教室 ――

[訪ねてきた後輩と目が合った春生のクラスメイトは、些か不思議そうな顔をしていただろう
それは、三年の教室に一年が訪ねてきた、ということや、
あるいは、その後輩が見覚えのない顔であり、当の春生からも、訪ねてくるような後輩がいると聞いた覚えがなかったからであろう]


 「春生? えーっと…」


[入り口の後輩から教室内に視線を映したクラスメイトは、ゆるりと教室内を見回して
周りでたむろしていた友人たちも数人それに倣う]


 「…居ないな」「屋上だろうなー」「な」


[口々にそう話せば、後輩へもきちんと分かるように説明してくれただろう
教室にいない休み時間、春生は大体屋上にいる。昼休みならなおさら、と]


 「高いとこ好きらしいからなあ、ななちゃん」
 「上りすぎて自分でも馬鹿の自覚ありそうだもんな」
 「別に馬鹿にするつもりはねえんだけどな〜」
 「今は寒いからちょっとなー…」


[好き勝手な言葉が交錯していく
教室から出る春生を見かけ、どこへ行くのかと問いかければ、大抵が「屋上」と返ってくる
そんな素直さで、クラスメイトの多くが、春生の居場所を知っているのだ]
(295) hoshine_k 2020/05/17(Sun) 11:14:21