人狼物語 三日月国

37 【恋愛RP】夏の夕べ【R18】


【人】 古書店店主 薄氷 智詞

― 花火大会の日 ―
[ 夏は、日が長いから、提灯に火が灯っても。
 まだ周囲は明るいけれど、ぽつぽつと灯った光。

やがて、夕闇が空を覆えば、周囲は
 徐々に祭りらしく、賑わっていく。

 もうすぐかと。
 胸を躍らせて、繋いだ指先をしっかりと握り直した。]

  そろそろ――…あぁ、

[ >>296同じ言葉を繰り返そうとして、
 ドンと空で弾ける音に、視線をあげれば。

 夜空に咲く、大輪の花。
 続けざまに、咲いては散る、儚い光。]

  ――…綺麗だ


[ 花火の音に掻き消されるくらい小さな音で、微かに囁く。
 それに目を奪われている君の瞳に咲く花を
 自分は、そっと見つめていた。*]
(306) 2020/08/02(Sun) 21:37:01