人狼物語 三日月国

203 三月うさぎの不思議なテーブル


【人】 厨房担当 那岐

―― もう一度、サクラサク ――

[作り終えたサンドイッチやおにぎりなどを
 バスケットに詰めた後、
 店を出ようとすれば、通知音が鳴って。
 液晶を確認すれば、出発の旨が伝えられていた。>>236

 店から然程遠くない彼の家からなら、
 到着までにそう時間も掛からないだろう。

 花見会の場所は美澄が確保してくれているはず。
 一人で場所取りだと拗ねるだろうから、
 誰か話し相手を連れていけば?と
 アドバイスしてみたが、さて、どうだろう。

 片手には、料理を詰め込んだバスケット。
 片手には、軽めの食器と使い捨てのカップなど、
 塞がった両手で、肩で扉を開ければ、
 春の日差しが降り注いでいる。]
(309) 2023/03/16(Thu) 22:10:44