| ん………ふ、んぅ……っ。 [重ねた唇、伸ばした舌先。 どちらも避けられることなく受け入れられて その代わりに濡れた舌先同士が触れ合った。 >>280 わたしだってそんなに慣れているわけじゃない。 だからお互いにつん、と触れた舌先に ただ受け入れて貰えた喜びが増しただけ。 ちゅく…と、ただのキスよりは甘いキス。 舌先がより深く絡まって わたしの動きも辿々しいものではあったけど。 小さな個室。 そこに響く細やかな甘い水音。 絡め合わせた舌の感覚がやたらにハッキリしていて 私の頭の芯をよりジン…と痺れさせていっていた。] (329) 2020/07/27(Mon) 6:05:21 |