【人】 1年 高藤 杏音── 昼下がりの情事 ── [そこは人気の無い校舎の影。 ベンチに座る先輩を、待ちきれないってくらいワクワクとした表情で見詰めて。 全身からワクワクドキドキキラキラと、オーラが発散されていたことでしょう。 先輩がどこか緊張してるのが笑える。 仕方ありません。空先輩。長年の私の下心の集大成なのです。] では……。失礼します。 [最初はそっと手を伸ばして。 ふわふわとした感触。 頬をそっと、触ると。 両手で包み込むように。 にへらとすりすりほっぺを触って。] (335) 2020/11/20(Fri) 23:40:28 |